独学で合格するために試験科目のポイントをチェック
勉強をはじめる前に試験科目のポイントを確認して、少しでも有利に受験を進めていかなくてはなりません。日商簿記2級の試験科目は、商業簿記と工業簿記の2科目になり、工業簿記を苦手とする方が多いです。工場勤務をしたことがある方は工業簿記のイメージがわくと思いますが、そうでない方は理解が難しい科目です。
仕組みが複雑で、覚える単語がたくさんあり、そこから集計もしていかなくてはいけませんので、苦手とする人が多い科目になります。ここを攻略できるかが合否の鍵となるでしょう。商業簿記はもちろん簡単ではありませんが、法則をある程度理解できればそれほど苦にはならないと思います。
そこでこのページでは、商業簿記と工業簿記の概要や勉強していく上での要点、をご説明していきます。
● 商業簿記
商業簿記とはすでに完成している商品の仕入れ、販売の財務状況を管理する記帳方式でもっとも定番の簿記です。勉強方法としてはまず、仕分けのルールを覚えることが基本となります。どれが貸方の勘定科目で、どれが借方の勘定科目かなど正確に仕分けできなければ集計が出来ません。この基礎を身に付けましょう。資産は借方、負債は貸方、資本は貸方、収益は貸方、費用は借方。これらを覚えます。そして数多くの勘定科目はこのうちどれに当たるのか覚えていかなくてはなりません。
次に大事なのが計算機を使っての集計です。いくら完璧に仕分けが出来ても、計算を間違えれば表全体の数字が不正確なものになります。ですから普段の勉強で正確に計算することを常に意識してください。
● 工業簿記
工業簿記とは材料を仕入れ、製造販売する財務状況を管理する記帳方式
です。
これは2級からの科目になります。工業簿記の基本は原価計算です。原価計算とは例えば、Aという製品を作るのに材料費や人件費などがかかります。その様々な経費を計算するのが原価計算です。これが基本です。その他のポイントは勘定連絡図を正確に理解して流れを覚えなくてはいけません。材料、減価償却費、製造間接費はどこに流れてどの工程段階について説明されているか理解する必要があります。
勘定連絡図はテキストに図が載っていると思いますのでそちらで確認してください。それ以外にも差異分析、CVP分析など普段聞きなれない単語が山のように出てきますので、しっかりと時間を確保して勉強してみてください。ここで説明しても理解することはできないので、まずはテキストを読んで全体の流れを頭に入れることからはじめます。
これからこの2科目を勉強していくことになります。この場で詳しく理解することは難しいですから簡単なイメージを持ってくれれば良いと思います。
次のページから効率よく勉強していくための方法をご説明致します。